Glücklich Ohren

嗜好にまつわるあれこれとか、健康についてとか。誰かに何かが届いたら光栄。

約1分で恋をしてミュシャ展

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年明けあたりに開催を知って、行きたい気持ちはあったけど

繁忙期の疲れや元から入っていた予定のために行けてなかった、新国立美術館でのミュシャ展。

なんだかんだいって行かずに終わるかもしれないと思い始めた頃に見た

テレビ番組「華麗なるミュシャ 祖国への旅路」。

たった1分足らず流れた「モルダウ」の旋律と響きの美しさに恋に落ちて急にぞっこんになってしまって。

ドラマ「カルテット」でチラと聴いた時は、「あぁモルダウね」としか思わなかったのに。

あの会場(礼拝堂)の空間と、弦楽四重奏の力なのか。

オーケストラだと哀愁を感じる始まりの部分も、彼らが奏でると熱情を感じた。

薄青と赤、くらい対比的とすら思った。

とにかく「モルダウ」を聴きながらどうしてもスラヴ叙事詩が観てみたくて、朝から張り切って行ってきた。

 

実際に見ると、その色合いや細かさや描かれたエピソードに簡単には言葉が出てこない。

音声ガイドをしっかり借りて解説や「モルダウ」を聴きながら観て回ることができてよかった。

檀れいさんの主張しすぎない、凛としつつ慈愛のにじむ声も耳に心地よかった。

今はまだぼーっとしている。たぶんあとからあとから込み上げてくると思う。

 

あなたは耳、音が大事なタイプの人だ と最近何人かに言われた。

私の耳が好きな音 をキャッチして、その情熱が私をミュシャ展に連れて行った。

そして チェコに行ってもこの先観られるかわからないと言われている、素晴らしい芸術を観た。

きっと全てを受け取れていないし、わかっていないものの方がたくさんあるだろうけど

今日は自分の感性を幸せに思えた。そのことがまた幸せ。

行ってみたいとずっと思っていた国の1つ、チェコ

そこで音楽を聴くこと(できれば弦楽四重奏の「モルダウ」)。

現地で叶えたいことがまた1つ増えた。