Glücklich Ohren

嗜好にまつわるあれこれとか、健康についてとか。誰かに何かが届いたら光栄。

ハッとする色、切り口の可愛さにご注目

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料理を多少なりともする方は、野菜を切りながら茹でながら炒めながら、こんなことを思ったことがあるでしょうか。

「なんてきれいな色なんだろう」と。

いつも使う野菜、いつも同じスーパーで買ったとしてもその色は微妙にいつも違っていて

くすんでたり白っぽかったり逆に濃かったり。

この前は人参の色がえらい美しくて(このオレンジ加減!)、

フライパンにのせて焼いていたらさらに映えて美しかったので思わず写真に撮ってしまった。

だから何だという人ももちろんいるだろうけど私にはとてもウキウキする出来事なのです。

 

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またある時は切り口がとても可愛くて嬉しくなる。

かぶの葉を切っただけで嬉しくなるなんて、なんとお得な感性でしょう。やったね。

葉っぱも食べられるから、小さく刻んで醤油とか鰹節とかと一緒に炒めてオートミールに混ぜて食べたりします。

お花のような可愛い断面を見て より食べものが愛おしくなる。

小松菜、ほうれん草なんかも根元を切った時は注目です。

ふとした瞬間に嬉しい気づきがあると毎日はちょっと楽しくなる。

いつも覚えてないけど、今日もきっといい夢を見る。

感動を妨げる違和感

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スラヴ叙事詩の、ロシア農奴制の廃止。(ミュシャ展内の撮影許可ゾーンのもの)

"自由"を得たのにうなだれる人たち。

ここに描かれた人たちはみんなあまり嬉しそうではなかった。

これまでずっと続いてきたものがある日突然終わる時って、こんな風になるものかもしれない。

 

ミュシャ展はとても美しいものがたくさんで眼福としか言いようがないのだけど、

それらの素晴らしい作品がチェコから遠く離れた日本で観られることに私は違和感があって。

 

チェコの人たちでさえ完全に揃った状態で観たことのある人は多くないのに、

なぜここ日本に全てのスラヴ叙事詩がきて、その芸術の恩恵を私たちが受けているんだろう」

 

となんだか不思議でならないというか実は少し怒りが含まれているような気持ちだった。

祖国のために描かれたものが、こうして海を越えて鑑賞されている。

私の場合はミーハー心もあってその場にいた。

会場を順路通りに1周し、2周目でスラヴ叙事詩の部屋に戻った時の空気の悪さ。

明るい部屋で開けっ広げに鑑賞されるひとつの民族の歴史。

大衆的に消費されている ような気がした。

国や民族同士で支配するのされないのという歴史を持つ人々が感じるものよりは、

どことも地続きでない島国に住む私たちが肌感覚で感じるものは少ないと思う。

話題性があって、ただ美しいものを観に行くというのが悪いというわけではもちろんないが

もっと当のスラヴ民族の人々に観せることはできないんだろうかと思ってしまう。

できればチェコのどこかで、最低限の照明しかついていない、薄暗くひんやりした部屋でスラヴ叙事詩の全作品を並べてほしい。

 

世界中に散らばる数々の歴史的遺産や美術品がそれぞれ祖国にはじめから収蔵されていたら、どうなっていただろう?

またはこれから返還されたら、どうなるだろう。そんなことも頭をよぎった。

 

約1分で恋をしてミュシャ展

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年明けあたりに開催を知って、行きたい気持ちはあったけど

繁忙期の疲れや元から入っていた予定のために行けてなかった、新国立美術館でのミュシャ展。

なんだかんだいって行かずに終わるかもしれないと思い始めた頃に見た

テレビ番組「華麗なるミュシャ 祖国への旅路」。

たった1分足らず流れた「モルダウ」の旋律と響きの美しさに恋に落ちて急にぞっこんになってしまって。

ドラマ「カルテット」でチラと聴いた時は、「あぁモルダウね」としか思わなかったのに。

あの会場(礼拝堂)の空間と、弦楽四重奏の力なのか。

オーケストラだと哀愁を感じる始まりの部分も、彼らが奏でると熱情を感じた。

薄青と赤、くらい対比的とすら思った。

とにかく「モルダウ」を聴きながらどうしてもスラヴ叙事詩が観てみたくて、朝から張り切って行ってきた。

 

実際に見ると、その色合いや細かさや描かれたエピソードに簡単には言葉が出てこない。

音声ガイドをしっかり借りて解説や「モルダウ」を聴きながら観て回ることができてよかった。

檀れいさんの主張しすぎない、凛としつつ慈愛のにじむ声も耳に心地よかった。

今はまだぼーっとしている。たぶんあとからあとから込み上げてくると思う。

 

あなたは耳、音が大事なタイプの人だ と最近何人かに言われた。

私の耳が好きな音 をキャッチして、その情熱が私をミュシャ展に連れて行った。

そして チェコに行ってもこの先観られるかわからないと言われている、素晴らしい芸術を観た。

きっと全てを受け取れていないし、わかっていないものの方がたくさんあるだろうけど

今日は自分の感性を幸せに思えた。そのことがまた幸せ。

行ってみたいとずっと思っていた国の1つ、チェコ

そこで音楽を聴くこと(できれば弦楽四重奏の「モルダウ」)。

現地で叶えたいことがまた1つ増えた。

桜の森の満開の下

朝はあんなにあったかかったのに、風も出て冷えてきて。

雨風で桜も散ってきてしまって。

タイトルに書いた『桜の森の満開の下』は坂口安吾の有名な作品ですが、読んだことのある人はどれくらいいるでしょう。

中身は穏やかではないお話だけど、タイトルが美しくてとても好き。

特別なワードを使ってないのに印象深い。すごい。

首を欲しがる美女が出てくるので『サロメ』を連想しました。

今度、 いいと思ったタイトルだけを羅列する記事を書きたいな。

 

上ばかり見てないで、たまには下にも目を向けてあげたい。

桜マンホール×花びらたち。

咲いている時は愛でられるけど、散ったら踏まれる桜の切なさよ。

今の時期だけは存分にちやほやしてやって。

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四季の国のはじまりの月、最初の日

ずっと書いては消し書いては消ししていたのですが。

事始めのご挨拶のような、抱負のようなもの。

タイトルに「の」が多すぎて自分で面白くなってしまうという…笑

 

インプットはとても好きですが、アウトプットが苦手です。

それでもこの長い人生を少しでも心身ともに健やかな状態で生きるために

考えていること・思うこと・これ(きっと本や音楽や旅先)がいいんですよ!!

といった事柄についてこれから書きたいと思います。

特に薬を使わずに健康でいられる方法は、私も知りたいし需要もあると思う。

私は医者になりたいわけではないけれど

自分も含めてみんなが、医者や薬の必要頻度が減ったらいいなと思っています。

(ステロイドにどれだけお世話になったか。ステロイドも悪者ではないのですがね)

 

今日は土曜日。お休みの人(私とか)はお休みをゆっくり満喫しよう。

文字通り「家でゆったりする」ことで疲れを癒す人もいれば

遊びに出かけることでストレスを吹き飛ばす人もいる。

方法は1つではないというのはいいことよね。

解はいくつもあっていいんです。

自由に使える時間は、心の赴くままに過ごすのみ。